2021/08/12 09:40

もんぜん屋に

お立寄りくださりありがとう御座います



   立秋の次候

「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)

   8月12日~16日頃 


現代の七十二候 第三十八候 では

・北日本

 「萩開花」

・中部日本

 「蟋蟀鳴き始め」

・西日本

 「蟋蟀鳴き始め」

     と なっています



夏が進むにつれ

蝉の声も変わってきますね

「ミンミン」から「ツクツク」になり「カナカナ」に


「蝉さわぎて林いよいよ静かなり」

                  林羅山



蝉が一斉に鳴き始めると

「蝉時雨」どころか〝蝉豪雨〟のようです

大音響は

林の静けさをより際立たせるんですね


蝉の喧騒は短く

一週間ほどと言われていますが

実際はもう少し長生きのようです


窓の外は夏木立

セミの声が凄いわ~



うるさくて不愉快なのが「やかましい」

声や音が騒々しいのは〝かまびすしい〟

〝うるさい〟は

面倒で煩わしいと言う意味で

「憂迫(うるせし)」からですが

〝五月蠅い〟の字をあてると

本当にまとわりついて来る「うっとうしさ」が

字に出ていますね


そして

女三人寄れば〝かしましい〟

「姦しい」ってそのままの字だね

m( _ _ )m すみません

うるさくしているつもりではないのです



海の方では〝土用波〟

波の〝うねり〟

はるか遠くの海上で発生した〝風浪〟

「うねうね」と押し寄せて来る高い波のこと


怒涛の勢いで波打ち際に打ち寄せ

〝捲き浪〟になり

空気を巻き込んで砕ける時の音が

〝海鳴り〟


浜辺のものを

一瞬で飲み込んでしまうので

〝白い牙〟と呼ばれることも


〝第九の波〟と言う

大波もあるのだとか

どんな波か知りませんが

怖いらしいです

気を付けましょうね

 (;゚Д゚)))) どんなのがくるの~!



時候の色は

「浅葱色」

浅葱色(あさぎいろ)とは?:伝統色のいろは



浅葱色背景イラスト/無料イラストなら「イラストAC」


これって何だかすぐ分かりますね~


(画像は二つともお借りしました)




それでは皆様

またのお越しをお待ちしております m( _ _ )m

 ― もんぜん屋 女将 ―