2021/08/06 17:56
もんぜん屋に
お立寄りくださりありがとう御座います
≪ 大暑の次候 ≫
「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」
7月28日~8月1日頃
≪ 現代の七十二候 第三十五候 ≫ では
・北日本
「女郎花開花」
・中部日本
「撫子開花」
・西日本
「梨成熟始め」
と なっています
「溽し」で〝むし〟なんですね
だから〝溽暑〟は「むしっとした暑さ」
木洩れ陽と言えば
何か爽やかな響きですが
この時期欲しいのは木陰
光が映し出すものが〝かげ〟
「影」は実体がない物のこと
光があたり人影がうつるのは〝影法師〟
光がよくあたる山の面が「光つ面(かげつおも)」
光も影もどちらも〝かげ〟と言う
並木によって片側にできるのが
〝片陰道〟
日影に入るとホッとするね
木陰で風が通る所で
一休みもいいね
木陰と共にす~っとするのが
〝打ち水〟
一説によると
「温度52℃の地面に水を撒いたら
約10℃下がり
一時間後地上1mで気温が1℃低くなり
毎秒2mの微風が起こった」
と言う記録かあるそうです
打ち水は
もともとは神様が通る道を
〝清める〟ためのものでした
その後
来客への心遣いとして
茶道の作法にもなった
埃がたたないようにしたり
涼をとるためだったり
水を撒くと体感温度が2℃位
下がるそうですよ
都会の
コンクリート!
アスファルト!だったら
ジャンジャン水まきしないと
焼け石に水~
(。-`ω-) そんなに出来ないよ~
やっぱり雨って凄い
時候の色は
「藍白(あいじろ)」
(画像は全てお借りしました)
「藍白」と「白藍」って違うのでしょうか
(。´・ω・)?
それでは皆様
またのお越しをお待ちしております m( _ _ )m
― もんぜん屋 女将 ―