2021/05/10 07:40

もんぜん屋に

お立寄りくださりありがとう御座います



現代の七十二候 第二十候

  5月10日~14日頃 


・北日本

 「山躑躅開花」

・中部日本

 「春蚕掃立」

・西日本

 「菖蒲開花」


本来は立夏の次候

「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」

に あたります



グリーンカーテンを作るなら

この時期が種まきの頃

窓一杯に広がったゴーヤのカーテンは

綺麗ですよね~

朝顔も良いな~

(*´ω`*)



そんなこんなで

あれもこれもと

色々していると疲れちゃいますね

疲れてへとへとになる事を

〝草臥れる(くたびれる)〟って言いますが

草や地面を〝臥所(ふしど)〟にするほど

ぐったりするようす

臥所は「ねどこ」の雅語的表現



「草臥れる」には

背景に〝旅〟

というものがあるから出来た言葉らしい

「疲れる」では

表現しきれなかったのかも知れませんね


〝綿のような〟となれば

くたくたに疲れた~ ( ;´Д`)

って事なんだって


 「草臥れて宿借りるころや藤の花」

                  松尾芭蕉

こんな感じってことかな



寝心地の良い〝臥所〟で

ぐっすり眠れば疲れも取れるかな

「心地」は〝心の置き所〟

もとは〝心持ち〟からの転用

居心地・酔い心地・夢見心地・・・

心を何処に置きましょう


一説には

コロコロと変わるから〝心〟と言う

ホントかな~ (。´・ω・)?


〝こころにくい〟ってなると

どんな時に使う?

元々は

「はっきりしない」「おくゆかしい」の意味があり

〝ほのかな〟美意識

だそうです



時候の色は

「若草色」


若草色(わかくさいろ)とは?:伝統色のいろは

(画像お借りしました)



こんなの紫陽花も綺麗ですね



花が終わった4月下旬ころの我が家の〝藤の葉〟

これも「若草色」かな?



道端のナズナも〝ハートがいっぱい〟で可愛い♡



それでは皆様

またのお越しをお待ちしております m( _ _ )m

 ― もんぜん屋 女将 ―