2021/03/10 16:51
もんぜん屋に
お立寄りくださりありがとう御座います
≪現代の七十二候 第八候≫
3月10日~14日頃
北日本
「鶯鳴き始め」
中部日本
「積雪終」
西日本
「菫開花」
本来は
啓蟄の次候
「桃始めて笑く(ももはじめてさく)」
に あたります
〝笑〟を「さく」と言い
〝咲〟を「えむ」と表現する
(´-ω-`).。o○ いいね~
古代の日本では季節を
〝春・菜種梅雨・初夏・梅雨・夏・秋雨・秋・冬〟として
雨季を三つ入れていました
四季ではなく〝八季〟でした
季節によって雲・風・雨・日差し・・・など
名前が変わって来ます
時や状況や規模によっても変わりますね
「春の雨」と「春雨」は同じようで
違いがあります
冷たい雨が強く降りつけるのが「春の雨」
静かにしめやかに降るのが「春雨」で
「降るとは見えじ」と表現されます
春先の〝雨 〟は「木の芽おこし」ですが
「花おこし」は
〝風 〟によってもたらされます
風が花を冷やして開花を促すのだとか
草木を揺れ動かす風は「そよぐ」で
「戦ぐ」の字をあてますが
(。´・ω・)? 何とたたかうのだろうか?
花に開花を知らせるのが「花信風」
春の花は早とちりの風に急かされるとか
開花を知らせる一方で
雪解けを誘うのが
「雪解風(ゆきげふう)」や「雪解光(ゆきげこう)」
風と光が柔らかくなり
季節を知らせるのでしょうね
「雪消し」は
雪で被害を受けた知人への
お見舞いの事でもあるそうです
降っても積もらずに
残っている雪を溶かすような雪を
「とも消し」と呼び
冬の「雪のとも」と対になっていますね
春分までもう少しだね~ (´-ω-`).。。。
時候の色は
「若葉色」
若葉も「笑く(さく)」
みたいだね (*^。^*)
(二つとも画像お借りしました)
それでは皆様
またのお越しをお待ちしております m( _ _ )m
― もんぜん屋 女将 ―