2020/09/03 12:55
もんぜん屋に
お立寄りくださりありがとう御座います
処暑の末候
「禾乃登る(こくものすなわちみのる)」
9月2日~6日ころ
田に稲が実り穂をたらすころ
夏の稲の異名が「秋待草」
秋になると「富草」となります
稲に付き物なのが「稲雀」
「おどし鉄砲」「鳴子」「案山子」などの出番ですが
効果はどれほどでしょうか
「案山子」は『古事記』には
クエビコの名前で現れて
スクナヒコ神の身分を言い当てる
クエビコは歩くことはないが
世の中のあらゆる事を知っている神であると
記されています
稲雀は大事なお米を食べてしまいますが
懐かしいような可愛らしいような
その雀は
「すずむれ」からの変化で
鈴のような高い声で鳴く鳥の事
(画像お借りしました)
鈴は音色が「すずしい」からきていて
清らかな鈴の音は
心を鎮めて魔を祓う力があると信じられてきました
儀式や行事の先導に鈴を鳴らすのは
そのためなのだとか
鈴の名前を持つ鳥と
風で鳴る鈴の「風鈴」が
何処かで交錯している
そんな季節
○o。.(´-ω-`).
それでは皆様
またのお越しをお待ちしております m( _ _ )m
― もんぜん屋 女将 ―